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「就職エージェントって、どれを選べばいいの?」
「数が多すぎて、違いが分からない」
調べ始めると、名前だけが大量に出てきて、どれも「20代に強い」「第二新卒歓迎」と書いてあります。比べる基準がないまま、ランキング記事の1位に登録して終わり——という人は多いと思います。
そしてそのエージェントが厚生労働大臣の許可を受けているかは、厚労省のサイトで誰でも無料で確認できます。
この記事では、エージェントの種類の違い、選び方の5つの基準、そして安全性の確かめ方までまとめます。
- 就職エージェントには3種類あり、使い分けが必要なこと
- 選ぶときに見るべき5つの基準
- 厚労省のサイトで許可番号を確認する方法
- 危ないサービスの見分け方
- 結局、何社登録すればいいのか
まず知っておく|エージェントは3種類ある
「就職エージェント」とひとまとめにされがちですが、中身は別物です。ここを間違えると、いくら登録しても紹介が来ません。
| 種類 | 対象 | 紹介される求人 |
|---|---|---|
| 新卒向け | 卒業予定の学生 | 新卒採用枠 |
| 第二新卒・既卒向け | 卒業後3年以内/社会人経験1〜2年 | 未経験可・研修ありの求人が中心 |
| 中途(転職)向け | 職務経験がある人 | 即戦力採用。経験年数を問われる |
社会人経験が数ヶ月〜2年程度なら、選ぶべきは「第二新卒・既卒向け」です。ここは経験の浅さを前提にサポートが組まれているため、話が早く進みます。
これは能力の問題ではなく、登録した窓口が違っただけです。
選び方の5つの基準
1|自分の枠に合っているか
最優先はこれです。サイトのトップに「第二新卒」「既卒」「フリーター」「未経験」と書いてあるかを見てください。書いていないなら、そこは中途向けの可能性が高いです。
2|担当者がついて、面談があるか
登録するとメールで求人が送られてくるだけ、というサービスもあります。それは求人サイトと変わりません。
経験が浅いうちの価値は求人の量ではなく、書類の書き方や退職理由の伝え方を一緒に組み立ててもらえることにあります。面談があるかどうかは必ず確認してください。
3|求人の「量」ではなく「種類」を見る
「求人◯万件」は、あなたが応募できる求人の数ではありません。見るべきは種類です。
| 確認すること | なぜ |
|---|---|
| 未経験可の求人がどれくらいあるか | 経験が浅い人が実際に応募できる枠 |
| 職種の幅(営業以外もあるか) | 営業ばかりのサービスもある |
| 勤務地が希望に合うか | 都市部中心のサービスが多い |
特に2つ目は重要です。紹介される求人が営業職ばかりなら、それはあなたの適性ではなく、そのサービスが持っている求人の偏りかもしれません。
4|急かしてこないか
面談で「今日中に応募を決めましょう」「この求人はすぐ埋まります」と急かされたら、いったん持ち帰ってください。
エージェントは、採用が決まったときに企業から報酬を受け取ります。つまり早く決まるほど都合がいい立場でもあります。悪意がなくても、利害が完全には一致していません。
逆に「まだ迷っている段階です」と伝えて、そのペースに合わせてくれる担当者は信頼できます。
5|書類添削と面接対策があるか
第二新卒・既卒でいちばん差がつくのは、「なぜ辞めたのか/卒業後何をしていたのか」の答え方です。ここを一緒に組み立ててくれるかどうかで、通過率が変わります。
安全性の確認|許可番号は誰でも調べられる
ここは、ほとんどの比較サイトが書かない部分です。
有料職業紹介事業は、職業安定法第30条により厚生労働大臣の許可を受けて行う許可制です。誰でも勝手に始められる商売ではありません。許可には有効期間もあり、新規は3年、更新後は5年です。
- 厚生労働省の「人材サービス総合サイト」を開く
- 「職業紹介事業所検索」で、会社名を入れて検索する
- 許可番号・所在地・許可の有効期間が表示される
出典:厚生労働省「職業紹介事業」「人材サービス総合サイト」
エージェントのサイトには、たいてい「厚生労働大臣許可番号 ◯◯-ユ-◯◯◯◯◯◯」が記載されています。この番号が見当たらない、あるいは検索しても出てこない場合は、慎重になってください。
- 登録料・紹介料・サポート料を請求される(求職者からの手数料徴収は原則禁止)
- 許可番号がサイトのどこにも書かれていない
- 面談で高額な有料講座やスクールを勧められる
- 希望と関係なく、同じ職種ばかり大量に紹介される
- 今日中に決めないとと繰り返し急かされる
1つ目は特に覚えておいてください。職業安定法により、有料職業紹介事業者は原則として求職者から手数料を徴収できません。報酬は採用した企業側が払います。お金を請求されたら、その時点で利用をやめて構いません。
公的支援との併用が、いちばん強い
民間エージェントだけで戦う必要はありません。既卒・第二新卒には、国の無料窓口があります。
| 公的支援 | 民間エージェント | |
|---|---|---|
| 例 | 新卒応援ハローワーク(卒業後おおむね3年以内) わかものハローワーク(おおむね35歳未満) | 第二新卒・既卒向けエージェント |
| 強み | 担当者制でじっくり相談できる。模擬面接・書類添削 | 求人の量、日程調整の代行 |
| 立場 | 紹介人数で報酬が変わる仕組みではない | 採用が決まると企業から報酬 |
| 費用 | 無料 | 無料(企業が負担) |
練習は公的支援で、求人の幅は民間で。この組み合わせがいちばん効率的です。どちらか一方に絞る理由はありません。
結局、何社登録すればいい?
- 民間エージェント 2社(第二新卒・既卒向け)
- 公的支援 1か所(新卒応援ハローワーク または わかものハローワーク)
- 求人サイト 1つ(紹介以外の選択肢を持っておくため)
1社だけだと求人が偏ります。逆に5社以上になると、連絡の管理だけで疲れて活動そのものが止まります。2社+公的支援1か所が、続けられる上限です。
そして、合わないと感じたら遠慮なく担当変更を申し出るか、別のサービスに移ってください。合わない担当者に我慢して付き合うことに、メリットはひとつもありません。
就職エージェント選びのよくある質問
まとめ|知名度ではなく「枠と担当者」で選ぶ
- エージェントは新卒向け/第二新卒・既卒向け/中途向けの3種類。まず枠を合わせる
- 紹介が来ないのは能力の問題ではなく窓口違いのことがある
- 見るのは求人の「量」ではなく種類(未経験可・職種の幅・勤務地)
- 急かす担当者は保留。エージェントは決まるほど報酬が入る立場
- 有料職業紹介は厚生労働大臣の許可制。許可番号は人材サービス総合サイトで確認できる
- 求職者から手数料を取るのは原則禁止。請求されたらやめていい
- 民間2社+公的支援1か所+求人サイト1つが続けられる構成
エージェント選びで失敗する人の多くは、サービスが悪かったのではなく自分に合わない窓口を選んでいただけです。枠を合わせて、担当者との相性を見る。この2つで、体験はかなり変わります。
選び方が決まったら、実際に1〜2社を比べてみてください。比較の1社目として、面接対策に軸を置いているところを挙げておきます。
大手企業の人事担当者が立ち上げた転職エージェントです。現役の面接官の視点で、面接対策と書類添削を受けられるという説明になっています。(※広告主の自社表記です)
登録者は一部の企業で1次選考が免除される特典があるとされています。エージェントを比較する材料のひとつとして見てください。
大手企業の現役面接官が運営する転職エージェント【ユメキャリAgent】![]()
相談は無料です。合わないと感じたら断って構いません。1社だけで決めず、2〜3社を比べるほうが判断しやすくなります。
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